だいぶ前に、法月綸太郎氏の「二の悲劇」の事をちらっと書いた気がする。
正直に言うとあの本、恥ずかしながら10分の一も読み進める事が出来ずに積む結果となってしまった。
「あとで読もう……」という奴だ。
作中にて、小難しい単語のやり取りが多く出てくると、私のトリ頭では、どうにも受け止め切れなくなるらしい。
読む切っ掛けも、単に「二人称で書かれた小説はどういうものか」を知るためだったので、最初の方だけ読んだ私は「もう無理に読破する必要も無いか」と高を括ったのだが、まぁそれはちょっとした失敗だった。
で、昨年の暮れに、同著者の本である「密閉教室」のノーカット版を、本屋で見かけてなんとなく買ってしまったのだが、最近やっと読み終えた。
ノーカットと銘打ってあるのは、1988年にデビュー作として出された現行の同名作品の、手直し前の物である為らしい。
一人の作家の作品を読む場合、デビューに近い作品、つまり、昔の作品の方がその後に出された物よりも優れている事が多いのだが、その「密閉教室」もそうなのか確かめたくなって買ってしまったというわけだ。
法月氏に失礼だとは思ったが……。
20年近く前に書かれたものだが、色褪せた感じを全く受けなかった。
小説を読む際には、比喩に注意しながら読むことが多いのだが、終始、骨董品市場でちょっとした掘り出し物を探し当てているような気分を味わわせてもらった。
それはいいのだが、読み始めた最初は「おや?」と思う事があった。
文章の多くが過去形で終わっているのだ。
この時、UO三題噺の感想も同じく考えていた時期だったのだが、「過去形ばかりで終わるのも別に変ではないのかな?」という事に悩んだ。
比べてみて気付いたのは、描写や表現などの文章の多少によって、時間の流れ方の緩急が変わってくるという事だった。
だから、的外れな指摘をしてしまったかもしれないと後悔した。
「〜している」で終わる現在進行形の文章と、「〜た」で終わる過去形の文章。
どっちを使ってもおかしくない箇所で、どっちを使おうか悩んだ事がある人も多いんじゃないだろうか?
私もよく悩んで、結局違う方を書いてしまったりしていた。
早い話が、あとに続く文章がどういうものかによって変わってくるのだが、その内自分用に纏めなくてはと目論んでいる。
因みに、推理小説を読んだのは、中学生の頃に赤川次郎と、ハタチの頃に横溝正史を読み漁ったぐらいのもんなんで、当たり前ですが密閉教室の犯人も当てられなかったです。
正直に言うとあの本、恥ずかしながら10分の一も読み進める事が出来ずに積む結果となってしまった。
「あとで読もう……」という奴だ。
作中にて、小難しい単語のやり取りが多く出てくると、私のトリ頭では、どうにも受け止め切れなくなるらしい。
読む切っ掛けも、単に「二人称で書かれた小説はどういうものか」を知るためだったので、最初の方だけ読んだ私は「もう無理に読破する必要も無いか」と高を括ったのだが、まぁそれはちょっとした失敗だった。
で、昨年の暮れに、同著者の本である「密閉教室」のノーカット版を、本屋で見かけてなんとなく買ってしまったのだが、最近やっと読み終えた。
ノーカットと銘打ってあるのは、1988年にデビュー作として出された現行の同名作品の、手直し前の物である為らしい。
一人の作家の作品を読む場合、デビューに近い作品、つまり、昔の作品の方がその後に出された物よりも優れている事が多いのだが、その「密閉教室」もそうなのか確かめたくなって買ってしまったというわけだ。
法月氏に失礼だとは思ったが……。
20年近く前に書かれたものだが、色褪せた感じを全く受けなかった。
小説を読む際には、比喩に注意しながら読むことが多いのだが、終始、骨董品市場でちょっとした掘り出し物を探し当てているような気分を味わわせてもらった。
それはいいのだが、読み始めた最初は「おや?」と思う事があった。
文章の多くが過去形で終わっているのだ。
この時、UO三題噺の感想も同じく考えていた時期だったのだが、「過去形ばかりで終わるのも別に変ではないのかな?」という事に悩んだ。
比べてみて気付いたのは、描写や表現などの文章の多少によって、時間の流れ方の緩急が変わってくるという事だった。
だから、的外れな指摘をしてしまったかもしれないと後悔した。
「〜している」で終わる現在進行形の文章と、「〜た」で終わる過去形の文章。
どっちを使ってもおかしくない箇所で、どっちを使おうか悩んだ事がある人も多いんじゃないだろうか?
私もよく悩んで、結局違う方を書いてしまったりしていた。
早い話が、あとに続く文章がどういうものかによって変わってくるのだが、その内自分用に纏めなくてはと目論んでいる。
因みに、推理小説を読んだのは、中学生の頃に赤川次郎と、ハタチの頃に横溝正史を読み漁ったぐらいのもんなんで、当たり前ですが密閉教室の犯人も当てられなかったです。